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 京都大学では、科学技術振興調整費「女性研究者支援モデル育成」事業の採択を受けて、「女性研究者の包括的支援『京都大学モデル』」計画を進める ため、2006年の9月に「女性研究者支援センター(以下、センター)」を設立ました。ここでは、これまで6つのワーキンググループからなる推進室を設けて、推進室委員の諸先生やセンター教職員の方々の努力により、様々な事業活動を行ってきました。
  一方、センターの設立に先立ち、2005年10月に「男女共同参画企画推進委員会」が設置され、翌2006年3月に「京都大学における男女共同参画の基本理念・基本方針」が策定されています。さらに、2007年10月には、「京都大学男女共同参画推進アクション・プランに向けて(提言)」が公表され、2008年1月に設置された「男女共同参画推進室」において策定された「男女共同参画推進アクション・プラン」が2009年3月の部局長会議で了承され、男女共同参画事業の推進が決定されました。
 2008年度末には、科学技術振興調整費によるセンターでの事業は終了しました。しかし、総長ならびに担当理事のご助力により、2009年度以降も「男女共同参画推進アクション・プラン」のもとで、重点アクション・プランの一環としてセンターを改組することなく、多くの事業が継続されることが認められました。
 学内の就業規定の改正およびセンターでの事業成果を受けて、2009年6月には、次世代育成支援対策推進法に基づく「基準適合一般事業主」に認定されるなど、センターの事業は学内での認知に加え、社会的な評価を受けていることも明らかです。また、5月には、科学技術振興調整費「女性研究者養成システム改革加速」事業において、「京大式女性研究者養成コーディネートプラン」が採択されました。したがって、今後も、京都大学の男女共同参画の中核を担う組織として、その活動の重要性が注目されることになると思います。
 センターが実施してきたいくつかの事業は、女性研究者のみを対象としたものではなく、男女の学生・教職員の修学・就労上の支援を目的としてきています。それらによる意識の醸成と環境整備の上で、女性研究者が生き生きと輝いて活躍できるよう、また、女性研究者が着実に増加していくよう、努めて行きたいと考えております。より多くの方々に、センターを訪れ、利用 していただきたいとも思います。
 センター事業が継続され、さらに手厚いものになるよう、京大構成員の皆様のご助言ならびにご協力を心よりお願い申しあげます。

センター長 稲葉カヨ(生命科学研究科)

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