サポートを受けたい研究支援・実験補助者雇用制度

アンケート報告

対象者:令和4年度第2期 研究支援・実験補助者雇用制度利用者27名
形 式:実績報告と同時にメールにて依頼。
回答率: 100%(27名)

1.「研究支援・実験補助者雇用制度」を利用することで、どのようなことが可能になったか

  • 「研究支援・実験補助者雇用制度」を利用することで貴重な研究の時間を獲得できたため、以前と比べれば自分の研究を推進できたと思います。また、「研究支援・実験補助者雇用制度」の経費で雇用したOAの大学院生の研究能力も向上したと言えます。
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  • 複数の研究プロジェクトを同時に進めることができるようになった。また、残業が減り、定時で家に帰り、家に帰った後育児に専念できるようになった。金銭的な援助を得たため、さらにもう一人の補助者を雇うことが可能になった。
  • 本支援制度にて雇用した研究補助者に,実験サンプルの準備や物性評価のための繰り返し測定,結果の整理の一部などを担当してもらうことで,申請者としては新しい実験の立案や試行,結果の考察や文献調査など,より専門性・挑戦性の高い内容に時間を多くあてることが可能となった.
  • 年度末に向けて、卒業論文、修士論文、学会が重なり、学生へのサポートが不可欠な時期であるが、実験補助者の協力により、限られた勤務時間の中でひとりひとりと密に相談・指導が可能であったと感じた。育児を理由に指導がおざなりになることは避けたかったため、大変有難かった。
  • 研究計画の立案,予算申請,学生指導,論文執筆などの自分しかできない業務に割り当てる時間を増やすことができた.
  • 勤務時間内に遂行できる実験を増やすことができました。自分が他業務に追われていたり、子供のお迎え等で遅くまで勤務出来ない場合でも、補助者が実験を進めてくれたことで勤務時間内に研究を遂行することが可能になりました。
  • 本制度の利用により研究補助者を雇用することができ、研究に関する情報の収集やフィールド調査の準備、観測データの整理などを委託することができた。特に、申請者の子供が体調を崩し保育園に預けることができず、申請者が研究業務に携わることができない期間にも、研究業務を途切れさせることなく実施することができた。
  • 育児や介護を行うため通常よりも早い時間に一旦帰宅しても、これまでほぼと同じペースで研究を推進することが出来た。そのため、研究者としてのキャリア維持に繋がった。また今回の補助者は、一年前に雇用したのと同じ方に来ていただいたが、補助者自身のスキルアップにもつながり、今後のキャリアパスの一助になった。
  • 培養実験は、生きた細胞を扱うため、定期的な栄養補助などの世話が必要です。研究者が時間的に常時これを行うことが困難である場合に、実験補助者に担当いただくことで継続的な実験が可能になりました。
     臨床データ整理は、研究の準備段階の裏方作業として大変重要です。しかし、成果が見える仕事ではないので、研究者本人が時間をかけて行うことは難しく、補助者が担当いただくことでスムーズに研究を開始することができます。
  • 臨床医として外来診療や手術、大学教員として学生指導等の合間を縫っての研究で、育児もあり18時には実験を切り上げなければなりません。組織培養実験は一度始めるときまった日時に実験を行わなくてはなりませんが、実験雇用者のサポートによって中断なく遂行することができ、成果を学会発表することができました。
  • 子供の急な体調不良による研究の遅延が少なくなった。また、この制度を利用することで、実験動物の維持や薬剤投与といったルーティンワークを補助者にお願いすることが出来、研究を着実に進められた。
  • 臨床業務と平行して基礎実験を行うことはそもそも無理であった環境の中で、本制度を利用させていただくことによって、少しずつでも基礎実験のデータを着実に得ることができて、次の実験に繋がる成果を挙げることができました。
  • 子どもがまだ小さいため、大学での勤務時間を短くする必要があり、図書館で資料集から必要な部分をコピーし、ファイリングするという時間がなかなかとれなかったが、この制度によって、基礎データを飛躍的に収集することができた。こうした基礎データを用い、在宅時においても論文執筆に注力できた。
  • 事前に家族内でスケジュール調整をしていたとしても、夫婦共働きですと、子供の発熱等で保育園からの急な呼び出しや小学校からの急な要請等のイレギュラーな予定が入り、それに対応しなければならないため、自分がずっとついていなければならない危険な実験や新しい実験等必要な実験をすることができませんでしたが、代わりに実験をしてもらうことで、予備的な結果を得て、次の研究費の申請の準備ができました。
  • 実験を滞りなく行えていることが,やはり大きな利益として挙げられる。実験を行うにはどうしても,研究室に長時間滞在する必要がある。寝起きに食事を与え,オムツを替え,3歳児を幼稚園に送り,お昼寝のために添い寝をし,夕方にお風呂に入れ,夕食を与え,就寝のために寝かしつけなければならない身の上としては,まとまった時間を確保すること自体が困難なこととなっている。本制度を利用することで,実験を肩代わりしてもらえていることは,たいへんな利益となっていると思う。それによって,論文の執筆に割く時間も多少は確保できており,その点も本制度によって得られる非常に大きな利益であると言える。
  • 申請者の研究は、野外調査による試料採取、試料加工、化学分析と作業内容が多岐にわたる。このうち、単純な分析作業やデータ解析作業を補助者に委託することにより、その時間を高次の研究作業に充てることができた。R4年度前期から継続して採択していただき、そのおかげで途切れることなく新規データを取得して国際誌へ論文を投稿することができた。
  • ヒトを使った実験の場合、口に入れるものは衛生上保存がきかない。午前中に試料を調製し午後に人を用いた評価をする。よって一日中空いている日にしか行うことができない。介護によって時間的制限があり十分な時間の確保ができないために、新た実験計画を立てることができなかった。この制度をうまく利用することで計画を実行することができた。
  • With this program, I was able to accomplish important work while cooperating and delegating part of my daily tasks to the research assistants. I could publish papers and I am now preparing the next ones. I could also apply for grants and contribute to society and academia by helping to organize a conference and symposiums, and by being a journal peer reviewer as well as editor. Having the research assistant was also a great relief when I had to bring my son to the hospital and to the center for handicapped persons. The research assistant continued the work on my behalf and we were able to obtain meaningful results.
    In short, thanks to this program, I could achieve a better work-life balance.
  • 子供の急病や健診、小児科での予防接種などのために日中研究室に在籍できない日もありましたが、実験補助者と連携して実験を行うことにより、継続できたことが多くありました。ありがとうございました。
  • 申請者は育児による時間的制約のため、研究アイデアを持っていてもなかなか実行に移すことができず歯痒く思うことが多いが、本支援を受けることで、考案していた実験への着手が可能となった。半年という限られた期間内に結果を出すのは難しいとはいえ、その先のステップを検討し見通しを立てることもできた。
  • 研究実施にあたり相当程度長時間にわたり装置を操作し続けないといけない解析業務について、本制度の活用によって、多くの解析を連続して系統的に実施することができるようになり、解析の効率が飛躍的に向上した。また、研究遂行上の時間拘束から少なからず解放されたことから、ケアが必要な子の育児(就学支援)に対応することが可能となった。
  • 育児などで研究に従事する時間が限られる中、基礎解析やプログラムの実装を補助者と分担することで、より集中して、速く、課題推進を行うことができた。複数人で議論することにより、論文のストーリーなどを推敲して、より良いものに仕上げることができた
  • 純粋に研究に充てる時間を確保することが可能になり,データ解析,論文投稿がスムースに進んだことで,研究推進につながった。新規データ取得も進み,2023年度は学会での発表,論文発表が複数できると見込んでいる。
  • 膨大にある先行研究の中で、自身に有益な情報を常に更新、整理していくには、労力と時間がかかる。もちろん最終的な判断は自身が行う必要があるが、その判断を行うまでの論文を、ある程度の数まで絞る作業を補助者に頼ることで、効率的に短時間で必要な有益情報を得ることができ投稿論文に反映できた。
  • 研究支援者に依頼して分担できる業務が生じたことで、法事等で突発的に取得せざるを得ない休暇等による、研究の遅れを少し挽回して研究を進めることができた。また空いた時間で学生指導や論文の共著、海外向けも含めた講演や執筆依頼を受けることが可能になり、エビデンス創出への貢献に加え教育や研究成果の社会還元を行うことも一定程度達成できた。
  • 私が実施している研究は患者さんが診察後に調査室に来られてデータを取る流れになっております。診察が長引くことや患者さんが複数の診療や検査があることがあり、定時に終わらないことが多々あります。本制度を利用することで患者数が多い曜日を中心にサポートに入っていただき、測定以外にデータ整理を手伝っていただいておりスムーズにデータを取ることができるようになりました。

2.「研究支援・実験補助者雇用制度」を利用した感想

  • 毎日、仕事と育児に追われているため、「研究支援・実験補助者雇用制度」を利用したことで少しプレッシャーが和らいだと思います。
  • 子育て、介護を行っている研究者はいつも時間がなく、仕事に追われているので、研究支援者の雇用をサポートしていただける制度はとてもありがたい。
  • 育児で勤務時間の制約が厳しい中,本制度で実験補助者を雇えたことは研究をスピードアップさせる上でかなり助けになりました.引き続き,応募・利用させていただきたいと思います.
  • 限られた勤務時間の中で、仕事を全て片付けて一日を終えることはなかなか出来ないが、実験補助者の協力があるおかげで負担が分散され、精神的に余裕を持って仕事に臨むことが出来ているように感じている。
  • 制度があること自体が,大学全体で支援が必要という雰囲気作りになるため,重要だと感じている.
  • 実験補助者を雇用出来たことは、研究を進める上で非常に助けになりました。自分がこれまでのように実験業務に時間を割けないことのジレンマを、この制度によって少しでも解消できたことは大変有り難く、子育て中の研究者にとって、最も有効な助けであったと思います。
  • 申請者一人では育児の都合上、調査計画などを急遽変更しなければならないような状況においても、研究補助者に業務を任せることで計画を滞りなく実施できたため大変助かった。
  • 補助者を雇用したのは3期目であり、引き続き自分自身の研究のみならず、研究室全体のプロジェクト推進に非常に有益でした。特に人員不足の研究室にとってはありがたい制度であった。
  • 支援制度により助かっています。医学生(1回生)を3名から4名雇用したが、それぞれにも試験勉強や部活動、アルバイト、自動車教習などの活動があり、都合を相談しながら勤務いただきました。本業として一貫して携わっていただける方が理想的ですが、半年間の支援でありその先が不透明ですので、雇用しにくいです。既に教室で雇用している本業の方の雇用費に付け替えることは、業務内容を申請者本人の補助のみにあてにくいため通常困難です。育児や介護状況が半年で改善することはあまりありませんので、できれば2-3年間の継続的支援を行っていただけると利用しやすいです。
  • 研究・実験補助者雇用制度のおかげで、長年お世話になっており研究室特有の手技を身につけている実験雇用者を安定して雇用でき、個人としても研究室としても非常に助かっています。
  • コロナ渦になってから、これまで以上に病気療養等で休まざるを得なくなり、子育てと研究の両立が難しいと感じていたが、この制度を利用させて頂き大変励みになった。 是非、今後ともこの制度を続けて頂きたいと思う。
  • 実験には失敗や試行錯誤がつきもので、大変時間がかかるものです。本制度なくしては臨床業務を行いながら研究を進めることは不可能でしたので、とても感謝しております。
  • 本制度のおかげで、研究をおろそかにせず、育児にも注力することができた。人間を分析、考察対象に据える人文科学において、研究者自身の育児経験は、人間社会の分析の深化に繋がりうる。人文科学の分野においても、引き続き本制度が広く利用されることを願っている。
  • 7歳と3歳の子供を育てながら夫婦共働きですので、子供、妻、私の予定が入り乱れる中、たとえ少しの間だけでも実験を見てくれる人がいるというだけで、研究でも最も大事な創造的な部分に時間をかけることができたと思います。
  • 非常に助かっている。生まれたばかりの頃は未体重児としてNICUに入院するほどだった双子も1歳半になり,すくすくと成長しており,本制度の下,まがりなりにも研究と育児を両立できていることに感謝が尽きない。しかしながら,我が家の子供にのみ当てはまる特殊な事情かもしれないが,双子もその上の3歳児も睡眠を取るのが下手で,昼夜共にかなりの時間を寝かしつけに取られている現状がある。これを書いている22:45現在も,妻が最後の一人の寝かしつけに取り組んでいる最中であり,いつになったらすんなり寝るようになってくれるのだろうかと将来を悲観する夜もある。本制度の支援がなければ,研究どころではなかっただろうと思う。
  • 子供が入院して24時間の付き添いが必要だったため、約3週間大学に来られない時期があったが、その間もオンラインで勤務管理をすることで、最低限の研究作業を進めることができた。雇用関係を結ぶことで、はっきりとこちらの要求するクオリティを補助者の大学院生に教育することとなり、研究室全体の研究遂行能力も高めることができたのは、嬉しい副産物であった。
  • 子供の病気や家庭の都合で研究室を離れなければならない時に、準備や片付けをお願いできるのが助かった。研究室メンバーで協力して負担する維持管理などの日常業務もお願いすることができ、新しい実験を考案するための資料検討、計画立案の時間が取れ、海外の研究者との共同研究を継続することができた。
  • 大学生・大学院生は各々の研究テーマに邁進している。この制度によってまとまった時間を私の計画に充ててもらうことができ、また、彼らのテーマで使う技術を利用できるためスムーズに遂行できたことは誠にありがたかった。
  • I think that this program is efficient at supporting the researchers who have heavy family duties. Before the program, when I had to take days off to bring my son to the hospital and to the center for handicapped persons, I felt very nervous and guilty for not being at work. With the program, I feel less stressed and can rely on the research assistant to continue the work while I am away. The program has surely improved the balance between my professional and personal life. It has also increased my motivation and productivity at Kyoto University.
  • 私が今回雇用した実験補助者自身も、幼児を育てながら勤務してくれており、本制度は、私と、私が雇用した実験補助者という二人の働く母親を、サポートしてくれています。ありがとうございました。
  • 研究推進に対するモチベーションを維持することができたと思う。実験補助者にとっても学ぶところが多くまたスキルを磨くこともできているようなので、この制度に改めて感謝している。
  • 非常に助けられました。ある程度実験作業を任せられる補助者を雇用することができ、効率的に研究をすすめることができました。実験の主体(申請者)と雇用者(補助者)で、上手く時間や担当の配分ができて、大変助かりました。
  • 限られた時間でプロジェクトを進めるため、仕事面・精神面でもとても支えになりました。ぜひ今後もこの制度を広く周知して、継続していただきたいと思います。
  • 純粋に研究に充てる時間を確保することが可能になり,データ解析,論文投稿がスムースに進んだことで,研究推進につながった。新規データ取得も進み,2023年度は学会での発表,論文発表が複数できると見込んでいる。
  • 保育園お迎えまでの限られた勤務時間の中、得られた研究時間を独創的な時間にする為には、それまでの情報収集が非常に重要となる。そのコツコツとした事務作業をこの制度を利用することで丁寧に埋めていただくことができ、非常に感謝しています。
  • 研究支援者による温かくきめ細やかなサポートのおかげで、少しずつでも研究や教育前に進めることができ、また遠隔勤務であっても研究支援者のおかげで組織とのつながりを意識することができました。この制度を利用させて頂けることをありがたく思います。
  • 本制度では産後から数回採択いただいており、小さい子供が3人おりますが、小さな子供を育てながらでも研究を継続することができ、育児と仕事の両立ができていると感謝しております。

3.この制度を利用する上で、困ったこと、改善した方がよいと思うことがあるか

  • OAの雇用経費は、持っている科研費で支払った後に、「研究支援・実験補助者雇用制度」の経費から同額が支給されるという制度の必要性に疑問を感じました。
  • 候補者をみつけるのにかなり苦労し,時間・手間がかかりました.最終的に大学の公募を通じて応募くださった方を採用することができましたが,その方がいなかった場合は採択後に辞退することになったと思います.大学の直接雇用だけでなく派遣会社を使えるようになると,雇用するために割く労力を減らせて嬉しいです(費用面での問題はあると思いますが…).また,採択前に大学HPに公募を出さないと候補者の選定が間に合わないというスケジュールの都合上,予算が確保できない状況で募集・面談等をする必要があり不安でした.
    2名以上の補助者を雇用することはOKを頂きましたが,複数人を同時に作業させられないという縛りがあることで作業が効率的でないことがありました.(複数人で同時に行った方が作業性が良い内容もあるため).
  • 特にありません。
    前回雇用者数について記入しましたが、その後学生は複数名雇用可能という旨をお教えいただき、実際に来期は 2名雇用させていただくことになりました。実験補助者の負担も分散され、お互いに良い環境で研究が出来ると思います。有難うございました。
  • 制度を利用してみたかったため応募したが,自分の場合,貰った予算が少なかったこともあり,申請書,報告書の書類負担が大きいと感じている.書類負担をできるだけ軽くするような制度にしてほしい.
  • 実験補助者に支払う給与を一旦研究室で立て替えなければならないため、そもそも若手で研究資金を持っていない研究者には制度を利用しづらいです。男女共同参画推進センターからの直接の支払いにすることはできないのでしょうか。
  • 申請者は2020年度後期から2021年度の後期にかけて1年半に渡り本制度の助成を受けていた。しかし、2022年度前期の申請は不採用となり、育児と研究活動の両立することが困難な状況であった。今回、改めて助成を受けることでこの状況を改善することができたため、特に子供が幼い期間は数年にわたって採用を継続してもらうことが望ましい。
  • 特になし。ただ、基本半年・時間雇用の制限があり、補助者人材の育成という点では課題が残るため、今後、(育児期間の)数年を継続して場合によっては常勤枠として雇用できる制度が出来るとさらに良いと感じました。
  • 可能であれば連続応募期間の制限がなくなりますと大変助かります。
  • できれば半期ではなく、1年の支援であればありがたい。
  • 本制度では、所属研究室内の大学院生等を雇用することが多いかと思いますが、学生は講義、研究、就活やその他の活動で大変忙しくしています。場合によっては、所属研究室に対象となる学生がいないという状況もあるかもしれません。本制度について、学外にも周知し、学外からも実験補助者として雇用しやすい環境を整える必要があるのではないかと感じました。例えば、学外の実験経験者の中で本制度に関心がある方に実験補助者バンク(?)に登録してもらい、実験補助者を希望する人と実験補助者バンクに登録した人が面談してマッチングすれば、そのまま雇用し、マッチングしなければ、学内の院生等を雇用するといったこともできるのではないかと思います。実験補助者バンクには、学外の実験経験者の他、学内の学生も登録してもらうようにすれば、人材をより活用しやすくなると思います。あるいは、民間の人材派遣会社と提携するということもできると思います。
  • 大変ありがたい制度なので、このまま継続していただきたいです。
    子どもが幼い間は、多少減額されたとしても継続して採択していただけるようなシステムになれば、より有り難いです。
  • 祖父母など親族の協力が得られない環境では、小さい子供を育てながら研究を継続することの困難さを改めて実感し、「研究支援・実験補助者雇用制度」のような支援策の充実は必要だと思った
  • おかげさまで、私も対応ができたので落ち着き良かったと感じておりますが、急に悪くなることもありこればかりは予定が立ちません。介護の場合、急に必要になるので、流動的に対応できたら嬉しいです。
  • The program overall is very well organized. I acknowledge the organizers for that. My difficulty would be in the duration of the program. In my humble opinion and experience, a semester is rather short. By the time the research assistant gets used to the laboratory equipments and deeply acquainted with the contents and details of the research subjects, the semester is almost over. Although it is possible to apply for the program several times, I think that it would be helpful to give the option to apply for a year or even longer instead of just a semester.
  • 今後もぜひこの制度を継続していただけるとありがたいです。
  • 実験補助者が感染症対策のため自宅待機となってしまい、予定していた実験が進まない事態が起こってしまいました。
    制度の趣旨からして少し難しいのかもしれませんが、補助者の一時的な変更や代替者の選定について、もう少しフレキシブルであってもよいかもしれない。(2名程度を選出させていただいて助かりました。)
  • 子育てと研究との両立は、物理的な子供の世話やお迎えなど、実験補助ではないような支援を必要としている現実もある。時にはそちらの補助が急務である場合も多い。こちらの支援は研究への直接的な支援でありますが、そのような物理的に子供をみていただけるような支援がもう少し融通が効くような支援になれば、よりありがたく存じます。
  • 事務手続き等を委託できるようなより柔軟な制度運用にして頂ければ、自力での事務補佐員の雇用が難しい研究者にとって、効率的な研究遂行が可能になるように思います。

4.この制度の募集情報の入手方法(※複数回答あり)

5.その他

  • 桂キャンパスにも育児支援・休憩スペースが設置され、子育て世代を考えた環境作りが始まっているように感じます。
  • この良い制度をより多くの子育て中の研究者の方々に利用して欲しいと思いました。実際に制度を利用できたこともそうですが、それ以上に、この制度に採用されたことで子育て中の研究者として応援して頂けた経験が今度の研究意欲の向上にも繋がるのではと思います。今度もこのセンターが益々発展してより皆に利用しやすいものになることを願います。
  • 3期目でお世話になりました。本制度は、出産・育児中の女性研究者のみならず、そのような家族を持つ男性研究者にも大変有用な制度です。まだまだこのような男性に対する支援制度は不足しており、今後も継続をお願いしたいと思います。
  • 多岐にわたり支援を考慮されていて、すばらしいと思います。男女共同参画の分野は情勢が年々変化していくと思いますので、柔軟にご対応いただければと思います。
  • 病後児保育室を、以前のような病児にも対応した病児保育室として、さらに大学病院小児科で対応くださっていた事前診察の復活を、本当に心待ちにいたしております。
  • 男女を問わず、育児・介護に携わっている人は、日常生活と仕事をギリギリ回している状態で、休日も休むことができない状況かと思います。当然ながら、学内業務も自分が休んでしまうと回らなくような状態ですので、簡単に休むわけにはいきません。たとえ自分が休んだとしても業務に支障が出ないよう、サポートする人材の確保が必要と思います。例えば、研究面では、京都大学では技術職員の数が大変減ってしまった状態ですが、他大学に目を向ければ、技術職員が共同利用等の中心的存在として活躍している大学もあります。京都大学は技術職員がいなくなってしまっていますので、その分、教員が業務の穴埋めをしています。そのためのサポート業務や運営業務により、本来、教員が行うべき教育・研究業務の時間が減っています。人員削減はどこでも起こっていることかもしれませんが、人員削減する前に、あらゆる業務で自動化・遠隔化を進め、業務の効率化を行い、その上で、人員削減するという流れにしなければ、人員が減ったうえに、業務が増加し、ますます教育・研究業務の時間が減ってしまうという悪循環に陥るのは明白です。全学的に自動化・遠隔化を進めるため、短期的でもIT系の人材を増やすか、外注するかして、業務の効率化に投資すべきと思います。初期投資費用はかかりますが、長期的に見れば、人件費を抑えられ、育児・介護に携わっていない人にも恩恵があると思います。
  • 担当授業で野外実習の引率があり、帰学が20時を過ぎることも多いので、おむかえ保育の補助があれば有り難いです。ベビー シッターの補助があることは存じておりますが、自宅の鍵を預けることは抵抗が大きいので、おむかえ保育を利用しています。
    部局によっては、このような事例においては、部局予算で補助を出している例があると聞きましたが、財布の状況は部局によって大きく異なるので、全学で統一的な補助システムができてほしいと願っています。
  • 次年度は本制度利用の継続が認められず、困っております。子供が小さく、学会等の参加が自由にならず、十分な成果がなかったためでしょうか。これから研究成果を上げていきたいと考えていただけに、残念です。不採択の場合、理由を通知いただければ、改善に向けた糧となるかと存じます。
  • この制度が続くことを祈念しております。
  • 研究に携わりながら育児や介護との両立も努める場合、こうした補助は非常にありがたいので、必要とする研究者が受けられるよう、継続してくださることを願っております。
  • 報告者は男性研究者であるが、女性研究者(職員)には、必要であれば生理休暇も認められているはずである。本制度のようにきっちりと半年間にわたるような助成でなくても、月に数日間定期的に補助を得られるような制度があってもよいかもしれない。月に数時間程度のことでも、研究の連続性を助けることができるように思う。
  • 保育園入園待機乳児保育室には大変お世話になりました。通常の保育園よりも柔軟に対応していただき,素晴らしい事業だと思っています。
  • お迎え保育でいつもお世話になっております。土日祝日も対応できるようにしていただけるとありがたいです。
  • 京都大学の男女共同参画推進センターの取り組みはとても優れていると感じます。子の養育や親の介護等、さまざまな家族内での役割を担いながらも仕事を続け、成果を出していけるような職場のサポートがあるならば、継続して働き続けることができるように思います。今後の取り組みにも大変期待しております。
  • 本制度により、育児と研究の両立ができております。産休・育休中の研究者が利用できる助成金があれば良いと思いました。