京都大学は、DEIB（ダイバーシティ・エクイティ・インクルージョン＆ビロンギング）推進の一環として、学生や教職員が安心して過ごせる環境整備を目的に、学内トイレへの生理用品の設置を進めています。

この取り組みは、学生・教職員のニーズや学生有志の活動がきっかけとなったものであり、令和7年3月〜5月には、吉田・桂キャンパスの一部トイレで試行設置を行いました。

その後、試行設置におけるアンケートを通じて、補充頻度や利用ニーズなどの運用課題を調査した上で、今年度、新たに、部局が自主的に生理用品を設置する際の費用を大学が支援する「生理用品設置支援事業」を開始しました。

現在、総合人間学部、理学研究科、工学研究科など、複数の部局が支援制度を活用し、女性トイレや多目的トイレでの常設提供を始めており、今後、全学的な整備を目指します。

 

生理用品設置の様子