京都大学男女共同参画推進センター

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News Letter 2025.3.17 第119号

京都大学たちばな賞(優秀女性研究者賞)表彰式

 3月7日(金)、京都大学たちばな賞(優秀女性研究者賞)の表彰式が行われました。表彰式は国際科学イノベーション棟シンポジウムホールにて開催され、ライブ配信も行われたこともあり、学内外からの参加者がありました。
 京都大学たちばな賞は、優れた研究成果を挙げた本学の若手女性研究者を顕彰することによりその研究意欲を高め、もって将来の我が国の学術研究を担う優れた女性研究者の育成等に資することを目的として創設され、今回で第17回となります。
 はじめに、男女共同参画推進センター長である稲垣恭子 理事・副学長より開会の挨拶がありました。
 次に、湊 長博 総長よりたちばな賞研究者部門受賞者の森谷 理紗氏(人文科学研究所 特定准教授)、学生部門受賞者の石村 奈々氏(医学研究科 博士課程4年)へ表彰状と記念盾が授与され、川西 啓介 株式会社ワコール 代表取締役社長執行役員より副賞の「ワコール賞」が贈呈されました。また、優秀女性研究者奨励賞研究者部門受賞者の田財 里奈氏(基礎物理学研究所助教)にも、同じく湊総長より表彰状と川西代表取締役社長執行役員より副賞の「ワコール賞」が贈呈されました。その後、森谷氏と石村氏による研究発表が行われました。
 最後に、田財氏からの受賞挨拶をもって表彰式は終了しました。
 続く懇談会では、湊総長らも交え、受賞者たちと大いに盛り上がり、終始和やかな雰囲気に包まれました。




女子高生応援大使事業2024

 本事業は、本学の女子学生が「応援大使」として母校を訪れ、京都大学の魅力や大学生としての生活、学習方法等におけるアドバイスなどを直接後輩たちに伝えることで、母校の後輩が進路等について考える手助けになればという趣旨により、実施している事業です。
 多数の卒業生(女性)が本学に入学している高校について、本学の女子学生が母校を訪問し、座談会のような形での話し合いの場を提供します。今年度は応募があった17校にて事業を実施しました。


令和7年度第1期研究支援・実験補助者雇用制度 利用者決定

令7年度第1期研究支援・実験補助者雇用制度の採択者は、応募者36名の方に決まりました。
 この制度は、育児又は介護のために十分な研究・実験時間が持てない教職員に対し、研究又は実験をサポートをする補助者の雇用経費を助成する事業です。
 女性研究者に限らず、男性研究者も対象となり、補助者未定でも応募できます。
 また、研究分野の文系・理系は問いません。
 年2回募集を行っており、次回(令和7年度第2期)は今年6月頃に募集しますので、支援が必要な方は是非ご応募ください!
 以下センターHPに、今までの応募状況、助成を受けられた方の声などを載せています。
 https://www.cwr.kyoto-u.ac.jp/support/research/assistant/



保育園入園待機乳児保育室「ゆりかご」利用者 保護者懇談会開催

 3月6日(木)12:00より、保育室「ゆりかご」利用者の保護者懇談会が行なわれ、6名の保護者が参加しました。まず始めに参加者の自己紹介があり、続いて保育室主査より、保育室でのお子さまひとりずつの好きな遊び、食事の様子や子ども同士の関わり合い等、日々の様子について話がありました。「それぞれお気に入りの寝かしつけの方法があって、保育室ではすぐに寝てくれます」といった話を聞いた保護者からは、自宅での様子との違いに驚かれ、保育士からのアドバイスに耳を傾けておられました。
 その後の懇談会の時間では、食事の量や送迎時の手段について、研究と育児との両立の難しさなどがテーマに上がり、多くの情報を共有できる有意義な会となりました。時には笑い声も聞こえ大いに盛り上がり、終始和やかな雰囲気の中終了しました。


寄贈図書のお知らせ

 株式会社光文社様より、「ジェンダー」関連の書目をセンターに寄贈いただきました。
 寄贈いただいた図書は、センターにて閲覧・貸出を行っています。 どうぞお気軽にお立ち寄りください。
 図書貸出時間:平日9時〜17時まで
 〈株式会社光文社 寄贈図書〉
 https://www.cwr.kyoto-u.ac.jp/gender/books/donated_books/donated_books02/


京都大学女性教員懇話会「研究会」(KUSNoKI プロジェクト共催)

 1月29日(水)医学部A棟にて、女性教員懇話会主催の研究会がハイブリッド形式で開催されました。
 今回は講師に女性起業家支援を目的とした非営利団体「立葵(たちあおい)」の創設者兼代表のDr.Nuzzo氏が招かれ、日本女性が現在直面している重大な課題を踏まえたうえで、研究推進の必要性について話されました。様々なデータを示しながら、エンパワーメントの重要性についても語られました。
 研究会は終始英語で、Dr.Nuzzo氏のあとに医学研究科 医学教育・国際化推進センターの片岡 仁美教授が和訳される形で進行され、参加者は時折うなずきながら、真剣に話に耳を傾けていました。


男女共同参画推進「こんな取り組みをしています!」(8)

教育・研究活動と育児等の両立のための支援充実・環境整備 取組事例紹介

■医学研究科 https://www.med.kyoto-u.ac.jp/for_staff/gender_equality/

医学研究科では、研究科独自の「臨時的託児サービス等利用費支援プログラム」を、2022年度から実施しています。
 支援対象を国内出張時に限定せず、学内での業務(遅い時間の実習や、利用時間が自由に選択できない共同利用機器を使った実験等)や海外出張の際の臨時的な託児サービス利用まで広く設定し、研究科構成員のニーズに沿ったサポートを行っています。2023年度は12名・のべ93日の利用があり、大変好評を得ています。
 このほかにも、厚生労働省「子育て世代の医療職支援事業」の採択を受け、復職支援、キャリア形成支援、育児支援、普及啓発支援を4本柱とした「KUSNoKI(くすのき)プロジェクト」を展開しています。

※学部、研究科で事例がある場合は男女共同推進センターまで情報をお寄せください。



連載: 研究者になる! -第100回-

生存圏研究所 助教  巽 奏

 東京都心から約50km西に位置する、山野に囲まれた緑豊かなあきる野市で小中学生の時期を過ごしました。道端に生えるノビルを採集したり、小川のオタマジャクシを観察したり、日常のなかに当たり前のように自然がありました。大学院に入ってはじめた植物の二次代謝産物の研究は、時間を忘れて熱中したほど楽しくて、どうしてこんなにのめり込んでいるのか、我ながら不思議に思うほどでした。そんなときに蘇ったのは、あきる野市で過ごした記憶。ふり返れば、その経験が生きものと向き合う素地をつくってくれたのかもしれません。
 大学は、地元から通える関東の大学に進学。大学受験を目前にさまざまな事情が重なって、推薦入試での入学でした。思いっきり勉強して受験に挑戦したかったという思いが心の奥底にくすぶっていました。そんななか、大学の授業で出会ったのが植物二次代謝産物。微生物や動物にはない、植物だけがもつ複雑さと多様さに惹かれました。授業スライドの引用元には京都大学生存圏研究所と、のちに恩師となる矢崎一史先生の名前がありました。「おもしろそう」と感じた分野で自分の力を試してみようと、京都に行くことを決めたのです。

寡黙な植物に迫るには、試行錯誤あるのみ
 植物は体内でさまざまな代謝産物を生合成します。生命活動に必須のアミノ酸や糖などの一次代謝産物とは違い、二次代謝物は種ごとに多様で、その種類100万を超えるといわれます。なかでも私が追究するのは細胞外ポリマー。脂溶性の化合物が重合した複雑な高分子化合物です。植物が水中から陸上に進出する過程で、紫外線や乾燥から身を守るために獲得したものです。そのため、現生の陸上植物の多くが細胞外ポリマーをもっていると考えられていますが、進化を経て植物種ごとにその役割や構成する化合物とその組成は微妙に違います。この違いを突きつめれば、植物の進化や陸上への適応過程を解明する手がかりになるはずです。
 研究者たちは、話せない・動けない植物の生命現象の仕組みを知ろうと、試行錯誤を重ねて実験を組み立てます。でも、そう簡単には謎は解けません。私がようやくひとつ、植物に近づけたと感じたのは実験をはじめて4年後のこと。みずから考えた実験系で、みずから考えた仮説が証明されました。夜遅く、静まりかえった実験室の顕微鏡の前でひとりとても嬉しかったのを覚えています。みずからの努力と試行で植物の生命現象に迫れた、という実感が湧きました。

チャンスに備えて、一日一日を大切に
 仕込んだ実験のほとんどが失敗したこともありました。落ち込む私を見て、先輩がかけてくれたのは「そもそも試行数が多いんだから当然そのぶん、失敗の数も多くなるよ」という言葉。ほかにも、失敗を客観的に見る考え方を教えてくれました。大学院で徹底的にこうした思考トレーニングを積んだことは、研究を楽しむ基本姿勢になりました。いまでは壁にぶつかってもすぐに解決方法を考える癖がついて、落ち込むことは少ないです。
 進路は、自分の実力だけでは決まりません。ときには周囲の人たちの力を頼ること。私の研究への素質や適性は、指導教官や先輩たちに見つけてもらいました。そうした人たちに出会うには努力が必要で、運をつかむには日ごろの環境づくりや体調づくりも大切。人生にはがんばらなければならないときがありますし、いざというときに適切な判断ができるよう、毎日の暮らしには気を配っています。一歩一歩細かな研究を進めているうちにいつか、生命現象の一端にふれられたら。ふり返って「こんなに遠くまできたんだな」と実感できる日が楽しみです。

 
 

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