京都大学男女共同参画推進センター

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News Letter 2023.11.30 第111号

京都大学キッズコミュニティ「KuSuKu」プレオープンイベント

 11月5日(日)と11月12日(日)の2日にわたって、京都大学キッズコミュニティ「KuSuKu」のプレオープンイベントを開催しました。KuSuKuは、京都大学の教職員及び学生を対象に、小学1年生から6年生までの子どもを預かる学童保育所で、12 月に開設を予定しています。今回は、多くの方にKuSuKuを知っていただくため、開設に先立ち、親子で一緒に参加できるイベントを企画しました。

 事前の申込には、予想を上回る、子どもも含めて634名(229家族)の応募がありました。施設の収容人数などから、やむを得ず抽選を行い、217名(78家族)に当選を通知したところ、体調不良等による欠席もありましたが、191名(67家族)が参加しました。

 受付では緊張気味だった子どもたちも、イベント開始まで、木をふんだんに使った温もりのある施設の中で過ごすうちに緊張が解け、オリエンテーションとアカデミックプログラムでは、みんな楽しく指導員や講師の話を聞いていました。そのあとは、時間になるまで、ゆうぎ室で体を動かしたり、ライブラリーで本を読んだり、おもちゃで遊んだり、屋外のすべり台で遊んだり、思い思いにのびのび過ごしました。最後は、帰りたくないという子どももいるほどで、大盛況でした。

 KuSuKuのアカデミックプログラムでは、京都大学の研究者・元教員等を講師として、子どもたちが研究や科学の面白さに気づく体験を提供します。11月5日は、「イマジナリーキューブ・パズル」を人間・環境学研究科 立木秀樹教授が、11月12日は「虫は友だち」を人と社会の未来研究院 沼田英治特定教授が行い、どちらも大変好評でした。


保育園入園待機乳児保育室「ゆりかご」 一時保育を始めました

 保育園入園待機乳児保育室「ゆりかご(一時保育)」は入園待ちではないが、緊急に保育が必要な状況である乳児を対象に一時的に保育をします。

 「家庭にて育児中であったが、急な事情で育児が困難になった」「自治体への保育所への入所が決定したが、入所日までの期間の保育に困っている」「他の保育所を利用しているが、急に休所の予定が入った」など、このようなケースでお困りの方のご利用を想定しています。その他のケースについてもお気軽にご相談ください。

 なお、利用資格や対象乳児などについては「ゆりかご」に準じています。ただし、利用期間については1ヶ月未満を原則とし、「ゆりかご」の定員状況等によりご利用できない場合もありますので、ご了承ください。

 https://www.cwr.kyoto-u.ac.jp/support/care/temporary/way/


「保育情報セミナー」オンライン開催

 10月11日(水)12時15分より「保育情報セミナー」をオンラインにて開催しました。

 「保育情報セミナー」は本学の男女共同参画推進の一環として、キャリア継続支援専門部会が、来年4月からお子さまが保育園へ入園予定の方や、育児に関心を寄せる方のために企画しているイベントで、院生をはじめ27名の参加がありました。

 当日は近隣の風の子保育園と朱い実保育園の園長先生にお越しいただき、保育園入園に関する情報や親子の関わり合いについてのアドバイスなど、長年保育の現場におられた園長先生ならではの子育てにおいて役立つお話を、聞くことが出来ました。


「京からあすへ Vol.3」発行のお知らせ

 男女共同参画推進センターの機関誌『京からあすへVol.3』を発行しました。女性研究者の素顔や卒業生の社会で活躍する姿、在学生の1 日などを紹介しています。

 また、巻頭特集ではセンターが提供しているジェンダー科目について掲載されていますので、ぜひご覧ください。

 https://www.cwr.kyoto-u.ac.jp/kyo_asu/kyo_asu_vol3.pdf


第16 回京都大学たちばな賞(優秀女性研究者賞)

 京都大学たちばな賞は、優れた研究成果を挙げた本学の若手女性研究者を顕彰することによりその研究意欲を高め、もって将来の学術研究を担う優秀な女性研究者の育成等に資するために、2008 年度に創設されました。

(日本語)https://www.kyoto-u.ac.jp/ja/research/resource/grant/tachibana
(English)https://www.kyoto-u.ac.jp/en/research/support-scholarship/young-researcher/tachibana




京都大学女性教員懇話会「研究会」

 女性教員懇話会主催の「研究会」が、10月31日(火)12:00〜13:00に開催されました。今回は対面とZoomによるオンライン参加のハイブリッド方式での開催となり約30名の参加がありました。

 研究会は女性教員懇話会研究会担当の飯間 麻美氏(医学部附属病院 先端医療研究開発機構 特定講師)の進行で、まず植野 司氏(医学部附属病院 特定病院助教)による「ジェンダー平等と脳について国際横断研究から考える」の発表がありました。性別間における生物学的、社会学的視点から見る脳についてなど、様々なデータをもとに解説いただきました。

 続いて、片岡 仁美氏(医学部附属病院 医学教育・国際化研究推進センター 教授)による「D&Iをどのように実践するか:岡山大学での経験を踏まえて」の発表がありました。前職である岡山大学ダイバーシティ推進室センター長時代のお話をお聞かせいただきました。今後の京都大学においても大変参考になる情報を得ることが出来ました。

 植野氏と片岡氏はそれぞれのテーマについての質問に答えられ、参加者との意見交換がなされ、大変意義のある研究会となりました。




連載: 研究者になる! -第93回-

経営管理大学院・特定助教  末長 英里子

 いまの研究テーマは、演劇やアートの手法をつかったワークショップや教育の実践と検証ですが、出身は農学部です。将来にこれといった目標のない、ごくふつうの京大生でした。学んでいたのは、森林や里山の生態系。この分野は地域住民の協力が不可欠なことから、当時は「市民参加」という言葉や「ワークショップ」という言葉を耳にする機会が多くありました。

■価値観が180度変わったワークショップ体験
 しかし、当時の私はひねくれていました(笑)。「市民参加のワークショップ」といっても、一方的な説明と、予定調和な質疑応答という「形だけのもの」も多いのではないかと疑いをもっていたのです。そこで、まずは自分の目で見て、体験して確かめてみたいと、3回生のころ、大阪大学で開かれていた「ワークショップデザイナー育成プログラム」に足を運びました。そこで講師をされていたのが、いまは同僚でもある蓮行先生(経営管理大学院特定准教授/劇団衛星)です。演劇の方法論をもちいて対話を生み出すというワークショップのあり方は、これまでワークショップに抱いていた印象とは違って、とても楽しいものでした。その魅力に引き込まれ、蓮行先生の劇団でアルバイトをはじめ、小学校や環境教育などのアウトリーチ活動に携わることになったのです。
 正直なところ、それまで演劇はもちろん、文化や芸術にあまりふれてきませんでした。むしろ、「アート=高尚なもの」と感じて距離を置いていたほど。それも、演劇の公演を実際に観て、アーティストと対話したことで印象が変わりました。私が関わる小劇場演劇は、300人以下、少ないときには100人以下の観客の前で公演するジャンルです。商業演劇とは違い、アーティストの問題意識がありありと現れます。演劇との出会いは、楽しさをもたらしてくれたいっぽうで、自分の想像力の狭さに直面し、傷つくことも多かった。私が歩んできた世界とはまったく違う世界が世の中にはあり、私はそれに無頓着だったのだと思い知ったのです。

■演劇的手法で生まれる新たな対話
 現在は、学校や企業、病院などさまざまな場所でワークショップを開催するほか、アウトリーチ活動をする演劇家の支援に力を入れています。
 直近で開催したのは、糖尿病や認知症をテーマにした病院や薬局でのワークショップです。参加者は、医療従事者と、地域住民のみなさんです。たとえば「自分が糖尿病患者だと打ち明けるかどうか」など、日常生活でだれもが直面しうる健康にまつわる出来事をテーマに、参加者が協働して劇を創作して演じます。劇というフィルターを通すことで、ふだん感じている本音を口にしやすくなったり、セリフを考えるために異なる立場の人に思いを馳せてみたり、通常の議論では生まれない感覚に出会えるのがポイントです。
 説得力が重視されるプレゼンや議論の場では、言語化の得意な人が強い立場になりがちです。でも、演劇には、感情表現や身体をつかう動きも重要ですから、通常のワークショップとは主導権を握る人が変わることが多いです。置かれた状況や立場上、自分の思いを話しづらい人や、言葉にすることが苦手な人が、思いを表現するきっかけになるワークショップづくりをめざし、改善と研究をつづけています。
 偶然をだいじに、そのときどきにおもしろそうだと思うことを選んできました。いちど選択したからといって、その道を歩きつづける必要はありません。もし、選択に迷う瞬間が訪れたら、ときには、周りの信頼できるひとからの誘いや助言に乗っかって、挑戦してみてはどうでしょうか。

 
 

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