京都大学男女共同参画推進センター

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News Letter 2023.3.15 第107号

京都大学たちばな賞(優秀女性研究者賞)表彰式

 3月6日(月)、京都大学たちばな賞(優秀女性研究者賞)の表彰式が行われました。昨年に引き続き表彰式はWeb会議システムを使用したライブ配信形式で実施し、学内外から多くの視聴がありました。
 京都大学たちばな賞は、優れた研究成果を挙げた本学の若手女性研究者を顕彰することによりその研究意欲を高め、もって将来の我が国の学術研究を担う優れた女性研究者の育成等に資することを目的として創設され、今回で第15回となります。
 はじめに、男女共同参画推進センター長である稲垣 恭子 理事・副学長より開会の挨拶がありました。
 次に、湊 長博 総長よりたちばな賞学生部門受賞者の片田 舞氏(理学研究科 博士後期課程2年)、研究者部門受賞者の山田 真澄氏(防災研究所 准教授)へ表彰状と記念盾が授与され、加茂下 泰生 株式会社ワコール取締役 常務執行役員より副賞の「ワコール賞」が贈呈されました。また、優秀女性研究者奨励賞学生部門受賞者の藏田 典子氏(人間・環境学研究科 博士後期課程3年)と杉山 由里子氏(アジア・アフリカ地域研究研究科 博士課程5年)、研究者部門受賞者の酒井 朋子氏(人文科学研究所 准教授)にも、同じく湊総長より表彰状と加茂下 取締役 常務執行役員より副賞の「ワコール賞」が贈呈されました。その後、たちばな賞受賞者の片田 舞氏と山田 真澄氏による研究発表が行われました。
 最後に、平島 崇男 理事・副学長より閉会の挨拶があり、盛会のうちに終了しました。


女子高生応援大使事業2022

 本事業は、本学の女子学生が「応援大使」として母校を訪れ、京都大学の魅力や大学生としての生活、学習方法等におけるアドバイスなどを直接後輩たちに伝えることで、母校の後輩が進路等について考える手助けになればという趣旨により、実施している事業です。
 多数の卒業生(女性)が本学に入学している高校について、本学の女子学生が母校を訪問し、座談会のような形での話し合いの場を提供します。昨年度に引き続きWeb会議システムを利用し、今年度は応募があった17校(18名派遣)に事業の実施をしました。


令和5年度第1期研究支援・実験補助者雇用制度 利用者決定

 令和5年度第1期研究支援・実験補助者雇用制度の採択者は、応募者24名の方に決まりました。この制度は、育児又は介護のために十分な研究・実験時間が持てない教職員に対し、研究又は実験をサポートをする補助者の雇用経費を助成する事業です。女性研究者に限らず、男性研究者も対象となり、補助者未定でも応募できます。また、研究分野の文系・理系は問いません。年2回募集を行っており、次回(令和5年度2期)は今年6月頃に募集しますので、支援が必要な方は是非ご応募ください!
 以下センターHP に、今までの応募状況、助成を受けられた方の声などを載せています。
 https://www.cwr.kyoto-u.ac.jp/support/research/assistant/


男女共同参画推進「こんな取り組みをしています!」(3)

教育・研究活動と育児等の両立のための支援充実・環境整備 取組事例紹介
アジア・アフリカ地域研究研究科(ASAFAS) https://www.asafas.kyoto-u.ac.jp/kosodate/

 アジア・アフリカ地域研究研究科(ASAFAS)では総合研究2号館の地下1階に「子育て交流室」を設置しています。扉を開けて室内に入ると左側にはキッチン、中扉を開けると中央にはソフトマットが敷かれたキッズスペースがあり、壁際には仕事ができるスペース、ベビーベッドやラックもあります。中扉、外扉それぞれ施錠することができ、安全面にも配慮されていて登録をしたASAFAS 関係者が利用できます。
 また、部局内にASAFAS 男女共同参画推進委員会・子育てフィールドワーカーワーキンググループを設置し「子育て・介護フィールドワーカー支援プログラム」を実施。公的行事および研究会出席のための託児を行う費用の助成をされています。
 フィールドワーカーワーキンググループの座長である長岡教授は「子育て支援を進めるにあたって、上司である男性教員が育児に関わっている姿を見せることはとても大切で、男性の育児に対する意識が変わるきっかけになる重要な行動です。そうすることで若手の子育て世代の男性が周囲に遠慮することなく、積極的に子育てに関われるように なっていくと思います。私自身、しっかりと育児に関わりながら仕事をしている姿を、折に触れ見せたり話したりしています。育児に関わることにより見えてきた課題もたくさんあります。少しずつですが、周囲の意識やこれまでの既成概念が変化してきているように感じています。そしてどういった支援のニーズがあるのかを抽出することが必要だと思っています。」と話されました。


連載: 研究者になる! -第91回-

京都大学「医学領域」産学連携推進機構 特定助教  井貫 恵利子

 京都大学に進学するまで、ずいぶん遠回りをしました。中高と私立の一貫校で過ごし、そのまま大学に内部進学するはずが、高校3 年生の秋に急遽、両親からまさかの「反対」。外の世界を経験してほしいという親心だったようですが、当時の私は「センター試験」の存在すら知りませんでしたので… 1年間猛勉強して国立大学に合格しました。

●五里霧中の大学生活を経て
 そうして、大学生活がはじまると、これまで流れるままに生きてきた私の胸にはじめて、「私のしたいことってなんだろう」という問いが浮かんできたのです。すくなくとも、「いま学んでいるこれではないぞ」と。1年で退学して翌年に、京大薬学部に入学しました。とはいえ、薬学を選んだのも、得意科目が理系であること、手に職がつけら れるからという安易な理由。なにも見えない水中を泳いでいるような20代前半でした。
 修士・博士課程への進学は、「せっかく入学したからには博士号が欲しい」という無邪気な気持ちから。現実は甘くなく、4回生で研究室に配属されてからの6年間は、体力面、精神面、学力面のどれもギリギリ。とにかく周囲についていくのに必死でした。苦労した記憶ばかりですが、岐路に直面したときに「私ならなんとかなる」と思える図 太さは、この時期を乗り越えたからこそ身についたのでしょうね。
 研究するからにはもちろん、「病気を治す薬を創りたい」と思っていました。しかし、研究が深まるにつれて、創薬までの道のり、そして患者さんとの距離の遠さに無力感や不安を覚えるようになりました。そんな私の迷いを察してか、当時の指導教官が紹介してくださったのが医薬品医療機器総合機構(PMDA)。医薬品の審査や市販後の安全 性の検証に携わることも、創薬において重要な仕事だと知りました。企業と医療現場、国民との架け橋となるPMDAの仕事は、私の創薬への想いに一つの解答を与えてくれたのです。

●仕事と育児との両立に悩んだことも
 研究者の夫とは京大の入学式で出会い、大学院修了時に結婚しました。就職後関東で過ごし、夫の転職に合わせて2017年に京都に戻りました。夫が単身赴任をする選択肢もあったでしょうが、夫婦ともに関西出身ですし、幼子2人を抱えた私は関西への転職一択。当時の上司が親身になって諸所へ掛け合ってくださり、大阪の関連組織へ出向できました。出向直後は、京都から大阪へ毎日通勤するだけで精一杯。仕事に慣れない時期なのに、急な保育園のお迎えで早退したり、子どもの入院で休暇をとったり、職場に迷惑ばかり……。いまでこそ夫も協力的ですが、当時はこのやるせなさを理解してくれず、怒り心頭(笑)。3年の出向期間を経てようやく先を考え始めた私に、当時の上司が紹介してくださったのがいまの仕事です。
 メディカルイノベーション大学院プログラムは、最先端の医学知識と研究力を身につけ、さらには成果の社会実装までを担える人材、社会をより良く変革するための結果を出せるイノベーターの育成をめざしています。おもな対象は、医学研究科と薬学研究科の大学院生。医学研究科の学生は、大学卒業後に医師として経験を積んだあと、現場で見つけた課題を解決すべく大学院に進学する人が多いようです。「医師になる」というゴールに到達したあと、道すじのない人生に直面して自信をなくし、病院以外の場所で自分にできることを探す学生もいます。私の経験もふまえながら、そうした学生の指針となる知恵や情報を提供できればと日々、業務に励んでいます。

●若いうちは360度、すべてを試してみればいい
 数年先の自分がどこでなにをしているのかはわかりません。いまは子どもが第一。夫の転属があれば夫についてゆく選択をすると思います。だからこそ、どんな場所でも自分を見失わず、みずからの足で立てるように価値観や考え方の軸をたもつことを強く意識しています。
 学生時代には、教育にかかわる仕事をするなんて想像していませんでしたが、とても楽しい。40歳を迎えたいまからでも、新しいことには是非挑戦していきたいです。若いうちはなおさらで、360度すべての選択肢を試すくらいでいいし、試して困ったら助けを求めたらいい。自分一人で人生を切り拓ける人はごく一部。私もいまここにいるのは、要所要所で周囲の人たちが助けてくださったおかげです。
 選択を迫られる場面で頼りになるのは、信頼できる人間関係と選択肢の数。小中高と同じような境遇の人に囲まれてきた私の道を拓いてくれたのは、生まれや育ちのまったく違う個性豊かな人たちに出会えた京大での日々でした。
ぜひ「おいでやす」と伝えたいです。


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