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女子高生応援大使
本事業は、多数の卒業生(女性)が本学に入学している高校について、「応援大使」として卒業生である本学の女子学生に母校訪問を行っていただき、座談会のような形での話し合いの場を通じて、京都大学の魅力や大学生としての生活、学習方法等におけるアドバイスなどを直接後輩たちに伝えることで、母校の後輩が進路等について考える手助けをしていただきたいという趣旨により、実施するものです。
令和6年度 女子高生応援大使事業実施状況
・応募校数: 18校
・うち事業実施校数: 17校
1.応募校数集計
応募のあった 18校について集計


2.訪問学生集計
実際に訪問した 17校、17名について集計


令和6年度女子高生応援大使 【報告】
① 訪問時に高校生に対して話したこと
- 京都大学の魅力・学部の魅力
- 自由な校風
- 京都大学での生活、一人暮らしについて
- 京大生の出身地、通学事情
- 学部の男女比(女子枠の新設)
- 年間スケジュール
- 学生生活を充実させるコツ
- サークル活動
- 海外短期プログラムの参加について
- 進路選択、勉強方法について
- 自身の母校での学生生活(部活と学業の両立)
- 高校1,2年生の時の勉強(勉強量、頻度、長期休暇中の学習、通塾の有無)
- 自身の受験の対応(志望理由、モチベーションの保ち方)
② 実施したうえでの感想
- 想像より多くの高校生が参加し、熱心に話を聞いてくれたので、自分の伝えたかったことが届いたと思います。最後の質疑応答での多くの質問に対しても、生の声を伝えることができました。講演終了後、個別に質問をしてくれる生徒もおり、在学生の要望に応えることができたと感じています。とてもやりがいのある活動でした。
- 参加者全員が身を乗り出して話を聞いてくれたのみならず、会が終了した後も個別に質問をしに来てくれる生徒も多数おり、非常に意欲的な生徒ばかりで高校生のエネルギーを感じました。またありがたいことに参加者や先生方から座談会に対するポジティブな評価をたくさん頂き、自分の体験を後輩のために役立てることができてよかったと思います。
- 私も1年前の同じ時期に講演を聞いており、非常に参考になり良い時間を過ごせたので後輩にも同じように思ってもらえるように色々準備はしてきたが、実際に話してみると伝えたいことを上手く言葉にできず、伝えることの難しさを実感した。しかし、熱心に質問をする後輩達と話して私も彼らに誇れるような先輩になろうと改めて気持ちが引き締まった。
- 卒業してから一年も経っていないので参考になる話ができるかどうか最初は緊張しましたが、参加生徒のみなさんがしっかり聴いてくださってとても嬉しかったです。終わってからも授業内容、学科で学ぶ専門内容、卒業後の進路、共通テスト前日の心構えについてなどの様々な質問をいただきました。改めて母校で自身の受験体験をお話しさせていただく機会を頂けて感謝しています。
- 実際に京大を志望する生徒から、一人暮らし先の選び方や学部選びの基準、二次試験に向けた勉強法など具体的な質問をされ、自分の経験と合わせながら細かく回答できた。京大志望の生徒だけでなく、地方大学志望者や特に一人暮らしを考えていない生徒も講演に真剣に耳を傾けてくれた上に多くの質問をしてくれたので、かなり有意義な時間になったと感じた。
- およそ10人の生徒が参加してくれて、熱心に聞いたり、質問をしたりしてくれて嬉しかったです。京大に興味を持つ生徒がたくさんいることも知れてよかったです。京大を目指すことの難しさに悩む生徒が多かったのですが、私の存在が少しでも自分が本当に行きたい大学に挑戦するきっかけになったら嬉しいと思います。
- 座談会という形で実施しましたが,たくさんの参加者が質問をしてくれ,参加者の京都大学への関心の高さが窺えました。また,一人暮らしやアルバイトについてなど,大学生の生活にも興味を持っているようでした。私自身,たくさんの人たちの前で講演するのが初めてだったので不安でしたが,積極的に質問してくれたことで緊張がほぐれ,楽しく講演することができました。有意義な時間でした。
- 大学受験前に知っておきたかったことや、一人暮らしの大学生活のリアルを伝えたいと思い、スライドを作成して講演を行いました。高校生だけでなく中学生も来てくれて、熱心にメモを取りながら聞いてくれました。講演後には多くの質問をもらい、とても嬉しかったです。受験期を思い出し、初心にかえって学生生活を頑張ろうと思える良いきっかけにもなりました。
- 質疑応答をメインに座談会形式で行った。参加者のほとんどが2、3年生であったこともあり、受験に関する質問よりも高校時代の普段の勉強法、特に部活との両立に関する質問が多かった。一人暮らしの不安や親からの反対(これは私もかつて言われたことだが「なぜ都内に沢山大学があるのにわざわざ京都で一人暮らしするのか」という反対)に関する質問もあった。京都大学の校風や京都での暮らしについて話した際にも非常に熱心に耳を傾けてくれ、非常に有意義な時間となった。
- 自分が受験生だったときのことを思い出しながら、やっていてよかったことやこうしておけばよかったと思うことを伝え、メンタルが落ち込みがちなこの時期に少しでもためになればいいなと思いました。
- 在校生の皆さんが真剣に話を聞いてくれて、質問などもいただけたので非常に充実した時間になった。在校生の皆さんの悩みなどを聞く中で、今の自分の勉強との向き合い方などを見つめ直すことができ、良い機会になった。私自身も多くの学びがあったので、また在校生の皆さんとの交流の機会があればと思った。
- 参加者の大学受験への情熱や期待を感じることができ、自身も高校生のころを振り返られる良い機会になりました。また、受験対応や一人暮らし、将来の方向性等大変興味があるように感じられました。終わった後も積極的に質問をしてくださり、総じて、とても良い時間を体験できました。

