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女子高生応援大使

本事業は、多数の卒業生(女性)が本学に入学している高校について、「応援大使」として卒業生である本学の女子学生に母校訪問を行っていただき、座談会のような形での話し合いの場を通じて、京都大学の魅力や大学生としての生活、学習方法等におけるアドバイスなどを直接後輩たちに伝えることで、母校の後輩が進路等について考える手助けをしていただきたいという趣旨により、実施するものです。

令和5年度女子高生応援大使事業 実施申請書(Word)

 

令和4年度 女子高生応援大使事業実施状況

・応募校数: 17校
・うち事業実施校数: 17校

1.応募校数集計
応募のあった 17校について集計

2.訪問学生集計
実際に訪問した 17校、18名について集計

令和4年度 女子高生応援大使【訪問者からの報告】

① 訪問時に高校生に対して話したこと

  • 京都大学での生活、学部学科について。
  • 受験時の勉強の仕方、高校時代の過ごし方。
  • 大学生活について、大学の授業について、部活動、受験勉強について。
  • 授業や課題、サークルなど学校生活について。
  • 入学して感じたこと、京大の雰囲気や一人暮らしについて。
  • コロナ禍での留学 について。
  • 京都大学を志望した理由、進路を進むうえで考えるべきこと。
  • 女子の進学について考えるべきこと。
  • 特色入試について。
  • 苦手な科目の勉強方法、模試への向き合い方。
  • 京都の魅力について。

② 次年度の応援大使に期待すること・女子高生に伝えるべき内容

  • そもそも女子高生のみを対象にして話をしなくてはいけないほど彼女たちは自分の性別を理由に大学の進学先を考えている様子はなかったので、女子高生に伝えるべき内容というのは普遍的に中高生に伝えられるべき話であると思った。だから次年度の応援大使に期待することで思うのは性別関係なく京都大学で楽しく学んでいる姿だと思う。
  • 京大生として普段通っているからこそ肌で感じている京大の雰囲気を、その学生の視点のまま女子高生に共有すること・具体例などを適宜紹介しつつ京大の魅力を伝えること。
  • 京大の男女差等についての質問や不安等は特に見受けられず、どのように勉強したら京都大学を含めた難関大学に合格できるのかということが生徒たちの主な関心であった。高校3年生については、勉強方法だけではなく、受験に関する心配や不安もあったようで、メンタル面の維持についての質問もあった。そのため、受験生時代の自分の勉強法やメンタルを維持するためにしていたこと 等を具体的に思い出したり、周囲の学生にも事前に聞いてみたりした方が、高校生たちにより良いアドバイスをすることができると思う。また、事前に高校生たちからの質問時間をどれくらい設けるのか、どのようなことを伝えてほしいのか/高校生たちが知りたいのかということを高校の先生方から聞いておくと、スムーズに準備できる。
  • 高校での勉強習慣などにおいて良かった点や悪かった点などの経験。
  • 東京で暮らす高校生にとって、京都の大学生というのは遠い存在であると思う。だからこそ、見栄を張らず、卑下せず、自分の学生生活をありのまま伝えることが良い。
  • 進路の相談をする機会はよくあるので、入学後の生活について知る機会にするべきだ進路の相談をする機会はよくあるので、入学後の生活について知る機会にするべきだと思った。よってそちらに重点をおいた話をしてあげてほしい。と思った。よってそちらに重点をおいた話をしてあげてほしい。
  • 講演会に来てくれる子はまじめな生徒が多い。その分、テストや受験に対して不安がある子が一定数いるので、どのようにモチベある子が一定数いるので、どのようにモチベーションーションや気持ちを保っていたかというや気持ちを保っていたかという精神論も大切だった。精神論も大切だった。
  • 私の場合は、女子だけに向けた情報はあまりなかったかもしれない。むしろ、地方に住む高校生だからこその悩みに寄り添ってあげたいと思っていた。女子に限らずマイノリティを応援する者として 、女子高生応援大使がいてほしい。
  • 生徒さんたちは勉強に対する様々な不安を抱いていると分かったので、自分がどのように受験勉強をしてきたかについて詳しく述べるといいと思います。あと女子だけだったのもあって話しやすかったという意見があったので、話しやすい雰囲気を作ることも大事だと思いました。
  • 一般的に女子の進学理由の阻害要因を考えると 、 このようなオープンな場で相談できるだろうか、という疑問が湧いたのでもう少しクローズな方が良い可能性もある。
  • 高校の時に自分がした経験のありのまま、そして今振り返って高校の時にやっておいてよかったこと・やってなくて後悔したことは生徒さんの参考になるように感じたので、その点をしっかり伝えるべきだと思います。また、大学でどんなことを学んでいるのかといった大学の内容の話も高校生は聞く機会が少ないので、なるべく話に盛り込むことでより役立つように感じました。
  • やはり受験に関する情報が一番気になるようでしたので、受験に関する智知識・経験を豊富にお伝えできたらと思います。また、参加される生徒のおおまかな情報(学年・志望学部等) を知っておくことができれば、生徒により沿ったお話ができるかと思います。
  • 具体的にどこの大学、どこの学部に行きたいというビジョンが持てていない生徒の方が、高校での勉強のモチベーションにも困っているようだった。なので、積極的に外に足を伸ばして、どんな場所にいきたいか、考えるきっかけを作ることの必要性を伝えるべきだと感じた。
  • 京大生だからといって遠い存在だと感じさせないようにしてほしい。
  • 女子ならではの話(体力的に通学はどれくらいの距離まで可能なのか・サークルバイトとの両立は可能なのか等)も積極的に交流できたため良かったと思う。
  • 大学に進む意味・意義をしっかり伝えていくことが大切だと思った。