京都大学男女共同参画推進センター / Kyoto University Gender Equality Promotion Center

各種支援制度

アンケート報告

対象者:令和2年度第1期 研究・実験補助者雇用制度利用者12名
形 式:実績報告と同時にメールにて依頼。
回答率:100%(12名)

  1. 「研究・実験補助者雇用制度」を利用することで、どのようなことが可能になったか
  2. 「研究・実験補助者雇用制度」を利用した感想
  3. この制度を利用する上で、困ったこと、改善した方がよいと思うことがあるか
  4. この制度の募集情報の入手方法(※複数回答あり)
  5. その他

 

1.「研究・実験補助者雇用制度」を利用することで、どのようなことが可能になったか

  • マウスへの連日の薬剤投与や薬剤の調整、動物実験の補助やマウスの遺伝子型決定のためのDNA調整、マウスの管理などを補助者に行ってもらうことによって、限られた研究時間内で実験を継続することができ、データ解析や論文作成などに時間を使うことができました。
  • コロナ下で勤務が通常以上に難しくなるなかで、サポートいただき、研究を進めることができ大変助かりました。
  • 教育や運営等の業務に加え、保育園への送迎、保育園からの突然の呼び出し、家事の分担等のため、研究業務と言っても細切れ時間内でできることしかできず、時間や集中力を必要とする実験やデータ解析等はできずにいましたが、本制度でそのような実験やデータ解析の一部を分担していただき、今後の申請につながる成果を得ることができました。
  • 本制度を利用することで,刺激提示に必要な実験プログラムの作成を自分の代わりにやってもらったり,実験補助者として実験をすすめてもらったりすることができました。それによって,遠隔地での実験をスムーズにすすめることができました。また,空いた時間に別の実験をすすめることが可能になり,研究成果を学会で報告することができました。
  • The Kyoto University childcare support program provided considerable stability with my laboratory experiments. It helped me to plan ahead experiments and secure results. Sick days and shortening of hours related to childcare did not affect my productivity.
  • 採択により、実験だけでなく、データの詳細な評価、執筆や新しい研究テーマの構想など、実験以外の時間を取れるようになったことも大きいと考えております。
  • これまでは非常に時間がかかっていたプログラム開発を代行してもらったので、その時間を子育てなど家事に利用することができた。
  • 動物モデルを用いた研究や臨床検体を扱う研究には十分な時間が必要であるが、家族の介護をしながら診療業務や外勤先での診療業務、責任者となっているコホートの運営や管理等に追われ時間の確保がほとんどできない状況でした。「研究・実験補助者雇用制度」を利用し、雇用者には時間がかかるサンプルの調整や整理、実験準備を依頼することができたために今まで後回しになっていた実験を進めることができました。
  • 例年年度前期に講義、演習、実習などの教育における仕事が集中し、研究はいつも後回しになることが多くあった。本制度を利用することで、論文執筆、データ収集、複数の研究課題の平行実施、新たな課題への取り組みなどが出来た。さらには、家族との時間と研究・教育の時間との両立が以前より格段にできるようになった。
  • 論文が受理され、新たな研究テーマで実験系を構築していた期間だったため、ルーチンの実験操作を補助者にお願いしました。また、今年度初めて受け入れた卒業研究生に基本的な実験手技を教えることを補助者にお願いすることが出来たため、私自身は計画の立案や文献検索に集中することが出来ました。
  • 本制度を利用させて頂いたことで、研究補助者の多大な支援を得て、限られた時間内により専門性の高い研究活動に専念することが出来、予定していた研究計画の遂行において大きな後押しとなりました。また、責任を持って役割分担をしてくれる補助者の存在により、業務の効率化を図り、優先度の高い事項により焦点を当てて研究及び本務に従事することが可能になりました。
  • 研究時間が確保でき、研究を展開した新しい研究プロジェクトの準備も開始することができました。コロナ感染防止の為に講義や演習や実習がすべてオンラインになり、外部との調整や資料作りに追われましたが、雇用者のサポートで研究に必要なデータの収集や整理などを効率よく進めることができ、当初予定していたスケジュール以上に研究が進み、データの解析と論文執筆を開始することができました。また、研究を展開した新しい研究プロジェクトの構想や準備の時間も確保することができました。

このページの先頭へ

2.「研究・実験補助者雇用制度」を利用した感想

  • 保育園への朝夕の子供の送迎があり、臨床業務もある、限られた研究時間の中で、実験を継続して研究を進めることができました。子育てで時間の制約がある中で研究を継続するために、とても有用な制度だと思います。
  • 大変ありがたい制度である。ぜひとも継続してほしい。特に前期に使わなかった予算を後期に使用させていただき大変助かります。こうした柔軟性がとても研究者としてはありがたいです。
  • 2人の子供を抱えながら夫婦共働きですと、家事・育児・仕事を単にこなしているような状態で、新たな研究に手を出すことには躊躇していましたが、本制度を利用することで、予備的な成果や研究を見直す時間を得て、次の申請につなげることができたのが大きな意味がありました。
  • 育児中はどうしても研究に充てる時間が限られたり,自由に出張をすることができなかったりするので,本制度を利用することは,研究を円滑にすすめる上でとても助かりました。新型コロナの影響で当初予定していた作業が変更になるなどのハプニングはありましたが,柔軟に対応していただけて感謝しています。
  • Kyoto University childcare support program is very beneficial for parents with small children. The total amount of hours is sufficient and makes a big difference.
  • 我々のような生物材料を扱う研究では、事前にサンプリングスケジュールを決定し、それに従って実験を進めるため、翌日に変更するなどの柔軟な対応が難しい実験も多く存在します。研究・実験補助者雇用制度の利用により、子供の急病時でも、対応可能な人材がいることは精神的にも非常に心強いものがありました。
  • 限られた労働時間のなかで実施可能な仕事は思ったより限られていた。また、新たに人を採用したので、背景知識の共有に時間にもかなり時間がかかった。長期的に同じ人に働いてもらえると、両者とも慣れてきてもっとスムーズに仕事が進むと思います。
  • 介護や他業務で思うように実験を進めることができず、少し諦めていましたが時間が確保できモチベーションがあがりました。また、今回はコロナの問題があり、行動が制限されるところがありましたが、行動指針を順守しつつ、接触が不要な資料の整理などをすすめていただいたことで、制限緩和とともに順調に臨床研究を再開することができました。
  • 研究および教育の仕事の時間確保にも寄与していたと思うが、家族との時間確保にも作用し精神的な安定につながっていたと感じる。
  • 前期から継続で利用させて頂いたことで、産休に入るまでの期間の実験手技をスムーズに進めることが出来ました。特にコロナ禍で妊婦にとっては通勤することのリスクを取らず、テレワークをしながらも実験を進めることが出来た点が大変ありがたく覆いました。
  • 本制度利用前には、平日に二人のこどもと家庭で過ごせる時間はたった数時間でしたので、親子共に精神的・身体的にも負担が大きく、ストレスを抱えておりました。本制度により、在宅勤務も可能となり、育児や家事、介護に費やせる時間が増え、家族全員の精神的な負担が軽減されました。ご支援に日々感謝しております。
  • この制度を数回利用させていただき、育児に追われながら研究成果も少しずつ出てきました。子育てと仕事(研究)の両立は大変ですが、本制度のサポートで精神的にも前向きになることができ感謝しております。

このページの先頭へ

3.この制度を利用する上で、困ったこと、改善した方がよいと思うことがあるか

  • この制度には大変満足しており、改善点は特にない。しいて言えば、多様な人材が活躍する場を創出するならば、こうした制度で雇用された人やされうる人のデータバンクを京大として有し、適宜斡旋できるようになっていれば、こんな人にアルバイトしてほしいのだけどという教員側のニーズにも答えられるし、雇用される方もより能力を生かした内容のアルバイトをしていただけるかもしれない。
  • 本制度では、大学院生等を雇用することが多いかと思いますが、学生は講義、研究、就活やその他の活動で大変忙しくしています。場合によっては、所属研究室に対象となる学生がいないという状況もあるかもしれません。本制度について、学外にも周知し、学外からも実験補助者として雇用しやすい環境を整える必要があるのではないかと感じました。例えば、学外の実験経験者の中で本制度に関心がある方に実験補助者バンク(?)に登録してもらい、実験補助者を希望する人と実験補助者バンクに登録した人が面談してマッチングすれば、そのまま雇用し、マッチングしなければ、学内の院生等を雇用するといったこともできるのではないかと思います。実験補助者バンクには、学外の実験経験者の他、学内の学生も登録してもらうようにすれば、人材をより活用しやすくなると思います。
  • 我々の実験系では、実験補助者に一連の実験を習得してもらうまでに時間を要することがあります。補助者が実験に慣れ成果が出始めた頃に雇用終了となると、成果を上げにくくなります。この補助者の制度が1年単位の採択であれば、研究成果を上げることが可能になると考えます。
  • 時給の上限が限られていて、なかなか人を見つけることができないと思います。
  • 大学院生は他のアルバイトもしているので複数名を雇用できるようにしていただけたらと思います。
  • 研究課題の遂行期間や研究補助者の業務への慣れを加味し、半年雇用から1年雇用へと変更をしていただきたい。
  • この制度で最も重要かつ難しい点は、補助者の人選だと思いました。優秀なテクニシャンの方を雇用するには、雇用期限が足かせとなって該当者を見つけるのは大変難しいため、基本的には学生さんをアルバイトとして雇用するのが想定されていると感じました。今回私の補助をして下さった方々は大変優秀でかなり助けられましたが、学生さんの技量を予め見極めることは難しいため、どうしても運によるところがあると思われます。類似する分野でこの制度で雇用されていた学生さんで優秀な方のうち継続希望がある方をプールして紹介する、などがあれば尚良いのではないかと思いました。
  • 雇用者は大学院生であるため、就労時間制限(週20時間)があり、学生は所属講座のTAなどを既にしていたり、就職活動やインターンなどで就労できない期間もあることから与えられた雇用時間を使いきれない場合がある。2~3人雇用できるなどもう少し使いやすいようにしてほしいです。

このページの先頭へ

4.この制度の募集情報の入手方法(※複数回答あり)

このページの先頭へ

5.その他

  • いつもご支援ありがとうございます。ぜひ継続してほしいです。芦生研究林のほうのトランスジェンダーにも使いやすいトイレの整備もまもなく完了します。アドバイスいただきましてありがとうございました。また広報のほうでもお世話になります。
  • ベビーシッター派遣事業ですが、学会や実験等で出張する際に、急に家で子供の面倒をみてもらえなくなってしまったいう場面があります。この場合、出張自体をやめるというのが一番簡単なのですが、出張をやめると他への影響が大きい場合は、子供を出張先に連れて行ってでも出張しなければならないということがあります。その場合に、出張先でベビーシッターを利用できるように制度を拡張していただけると便利かと思います。
  • いつも研究者の男女共同参画に、熱心に取り組んでくださっておりますことに感謝いたします。部局間で隔たりがあるとのことお伺いしております。私の所属する部局では比較的男女共同参画が進んでいる方であると言われておりますが、それでも多くの教員は18時以降の会議や、子育や介護との仕事の両立に日々苦心しております。本学の全部局において、男女共同参画の推進活動に関する見える化が少しでも進むと良いな・・・と感じております。女性懇話会の立場からも何かお役に立てますように、尽力をいたします。今後とも何卒よろしくお願いいたします。

このページの先頭へ