京都大学男女共同参画推進センター / Kyoto University Gender Equality Promotion Center

各種支援制度

研究室での会話スキル

研究室の人間関係で『もやもや』して疲れてしまうことはありませんか?
本サイトで研究室でのコミュニケーションの悩みを解決するために、ヒントになることをお伝えしていきたいと思います。

ここ女性研究者支援センターでは、2009年から「研究室での会話スキルを学ぶ」というタイトルで「自己主張トレーニング講座」を開講しています。
毎回少人数のグループでそれぞれが研究室でのコミュニケーションに関して悩んでいる問題を出し合って、解決策を探っています。
その際に力になるのが、自己主張の考え方です。自己主張とは「自分の気持ちや考えを率直に、その場に合った適切な方法で表現する」ということです。

I(私)メッセージで言う

自己主張をするときに重要なポイントとして「YOU(あなた)メッセージではなく、I(私)メッセージで言う」ということがあります。
たとえば研究室の飲み会でいつも片づけ役を押し付けられるのが不満に思っている場合に「なんでみんないつも私に片づけ役を押しつけて平気なのか?ひどい。」というのは「YOUメッセージ」です。
それに対して「Iメッセージ」では「いつも私が片づけ役をして当たり前だと思われているようで嫌な気分がしている。そのため飲み会だと思うと憂鬱になる」などとなります。

この違いがわかるでしょうか?
「YOUメッセージ」だと、言われた方は、自分が悪くても非難されたように感じて反発してしまいがちです。
それに対して「Iメッセージ」の場合は、自分たちが無自覚に片づけ役を押しつけていたことで相手を不快な気持ちにさせていたのだと相手の気持ちを受け入れやすいのです。
何か相手に伝えようと思うときには「Iメッセージ」を心がけると自己主張しやすくなります。

そんなことはとても言えないし、言ったとしても聞いてもらえないと思うでしょうか。
実際に言うとすれば、誰にどういうタイミングで伝えるのかなどを考えることも重要です。
その点を考えてみましょう。

 

すとう ゆみこ
周藤 由美子(ウィメンズカウンセリング京都)