京都大学男女共同参画推進センター / Kyoto University Gender Equality Promotion Center

中高生たちの応援

女子高生車座フォーラム

今年度の実施内容

グループワーク講師紹介

文学部
文学部グループ担当の丸山里美です。私の専攻は、社会学です。
大学では、貧困とジェンダーに関する研究を行っています。
仕事と子育てを両立するのは大変ですが、研究者という仕事は、時間や研究テーマなど、自由がきく幅が大きく、女性が働きやすい仕事の一つだと思います。こうした自分自身が感じているジェンダーの問題について考えることも、大学では一つの研究テーマになります。受験、大学生活、将来のことなど、いろいろお話しましょう。

教育学部
教育学部グループ担当の明和政子です。
私は、ヒトとヒト以外の霊長類の心のはたらきを胎児期から比較し、ヒトという生物に特有の脳と心の発達、その進化的基盤を明らかにする「比較認知発達科学」という分野を世界にさきがけて開拓してきました。ヒトという生物がもつ脳や心は、どのように生まれ、環境の影響を受けながら発達していくのでしょうか。そこにはどのような進化の基盤があるのでしょうか。こうした見方からヒトの本質を理解する研究は、一般的に文系の学問であると思われがちです。しかし,ヒトの脳と心の働きを追究するためには、情報工学や神経科学、医学、分子生物学など、領域を超えた協働でのアプローチが不可欠です。文系・理系という枠組みを超え、大胆な発想でヒトを理解したいと考えている皆さんと出会えることを楽しみにしています。

法学部
私は法学部グループ担当の和久井理子です。
私の専攻は法学で、大学では、市場メカニズムである法律である独占禁止法をはじめとする経済法を研究しています。
法学部では、社会、経済、政治、人とこれらの関係等を理解した上で、様々な法的ルールがなぜ存在するのか、どのような機能を果たしているのか、ルールに問題点等が存在しないのか等を学びます。法を操り批判的に検討する力は、社会で生きていく上で役立ちますし、法学研究は創造的な営みです。
国を超えて国際的に活動する機会も多いです。法学やその学習、研究等に関心があれば、グループワークにぜひ参加ください。

経済学部
経済学部グループ担当の北田雅です。専門は、医療経済学という分野です。
大学院の時には、自治体病院経営分析の研究をしていましたが、現在は、医療従事者のメンタルヘルスと共に、学生のメンタルヘルスと早期介入効果の分析について研究をしています。経済学部は、マクロ・ミクロ経済学から会計・経営など、多岐にわたります。HPではわからないこと、聞いてみたいこと、確認しておきたいこと、など遠慮なく質問してください。当日は、先輩のお姉さんにも参加いただき、実際の学生生活や受験前の勉強についても気軽に回答いただけると思います。参加をお待ちしています。

理学部
理学部グループ担当の成木恵です。私は理学研究科の物理専攻に所属しています。
専門はハドロン物理学です。もっとも小さなクォークから、どのようにこの世界ができているのか、その最初の一歩を解明したいと、いろんなアイデアを出しながら実験を行っているところです。
私のいるところは、全国でも珍しく女性研究者が多く、研究室には女子学生もたくさんいます。大学で学び、研究者あるいは企業などで社会人となるとき、女性としてのキャリアパスという視点でもお話ができればと思います。フォーラムでは、専門分野に関わらず、入試や大学の雰囲気、入学してからの勉学、活動など、ざっくばらんに色々なお話ができればと思っています。ぜひ気軽に相談してください。

医学部(医学)
医学部(医学)グループ担当の中島沙恵子です。
私は皮膚科の医師であると同時に、大学でアトピー性皮膚炎をはじめとする皮膚アレルギー疾患の研究を行なっています。
医師として病院で患者さんの診療も行いながら研究を行うことは、大変なこともありますが、自分の研究内容が患者さんの治療に役立つはず、と思うと少し大変なことがあっても頑張ろう!と思うことができます。また興味深い結果が得られた時には、研究グループの仲間と喜びを分かち合います。ぜひ、皆さんも医学部グループ内で、疑問に思うことや確認したいこと、将来の方向性、研究者になるためにはどうしたらよいか、などなんでも気軽に話してみませんか。このグループには学生も担当で入ってもっています。勉強方法などについても詳しく聞くことができます。皆さんの参加をお待ちしています!

医学部(人間健康科学)
医学部人間健康科学科グループ担当の塩見美抄です。
医学部人間健康科学科先端看護科学コースで、地域看護学の准教授をしています。大学では保健師課程を担当しており、家庭では女子中学生の母でもあります。
看護学は、女性が輝ける学問領域だと思っています。また、発展途上の未来ある学問ですので、その構築に携わっていける楽しさがあります。単に資格をとるだけでなく、学問としての看護を探求したい方、漠然と人の健康や医療に関心がある方、自分の興味を模索中の方など、少しでも関心を持ってくださった方は、ぜひご参加ください。京大看護の魅力や教育研究の道の面白さをお伝えし、女子高生の皆さんにエールを送りたいと思います。

薬学部
薬学部グループ担当の宗可奈子です。私の専門は薬理学と医療薬学です。
現在は、抗がん剤の副作用である味覚障害のメカニズム解明について研究を行なっています。
私は、基礎の研究者であり、かつ臨床の薬剤師でもあります。その両方を生かして、臨床での問題を基礎研究で解決しようとしています。研究が実際の患者さんに届くまで道のりは遠いですが、日々の実験の中で、自分の仮説が証明できる結果が得られた時はとても嬉しいものです。学部生にもグループワークに参加してもらいますので、大学に入るまでや入ってからの勉強、研究室での生活、将来研究者になるためにはなど、色々お喋りできればと思います。是非参加してみて下さい。

工学部
工学部グループ担当の平山朋子です。私の専攻は機械工学です。
大学では、機械要素の高機能化・高性能化に関わる研究を行っています。
子供のころからエンジニアである父が機械を修理してくれる姿を見て育ち、それに憧れて機械工学の道を選びました。今は機械も電子制御によって複雑化し、そう簡単に直すことはできませんが、それでもやはり歯車やカムが噛み合って動く、いわば「メカメカしい機構」が大好きです。特に乗り物が好きで、自分の研究が何らかの形で身近な乗り物に活かされているかもしれないと思うと幸せな気持ちになります。このような機会を通じて、皆さんと工学の楽しさについてお話しできればと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

農学部
農学部グループ担当の吉永直子です。応用生命科学専攻で助教をしています。
専門は化学生態学で、有機化学を中心とした分析化学を使って、植物と昆虫の多様な関係を調べています。農薬に使える化合物を発見したり、逆に農薬を使わない害虫防除の仕組みを見つける実用面での楽しみもありますが、純粋に、昆虫と植物の何億年にわたる執念深い駆け引きを知る喜びもあります。農学部は、理系と文系が共存し、基礎から応用まで幅広くカバーしていて魅力的な研究がたくさんある一方、同じような名前の研究室が違う学科・専攻にあるなど、進路選びが難しい学部でもあります。気になること、気軽に話して大学生活をイメージしてみませんか。

総合人間学部(文系)
総合人間学部(文系)グループ担当の中筋朋です。
専攻はフランス文学と演劇学で、最近は19世紀末の科学技術と人間観の変化に注目して研究をおこなっています。
フランス文学と演劇学という二つの学問をするために、学士号と修士号は日本とフランスでそれぞれ1つずつ取得して、その後京都大学で博士号を取得しました。というとフランス漬けのようですが、実は大学での第二外国語はドイツ語だったり、最初は哲学を専攻しようと思っていたり、いろいろと紆余曲折がありました。けれども、その紆余曲折こそが研究を進めてきてくれた部分もあります。当日はぜひいろんなことをお話しましょう。

総合人間学部(理系)
総合人間学部(理系)グループ担当の清水扇丈です。私の専攻は、数学(解析)です。
大学では、偏微分方程式、とりわけ流体方程式であるNavier-Stokes方程式の研究を行っています。
私はNavier-Stokes方程式の解の存在や一意性、安定性について研究を行っています。研究では納得のいく結果が得られるのは1年に数える程しかなく、10年以上かけてようやく得られる結果もあります。なかなか結果が得られず苦しいときが多いですが、成果が得られたときは、何物にも代えがたい喜びを感じます。女子高生の皆さんも総合人間学部(理系)グループで、将来の方向性、研究者になるためになどなんでも気軽に話してみませんか。グループには大学生も担当で入ってもらっており、勉強方法などについても詳しく聞くことができます。奮ってご参加ください。