京都大学男女共同参画推進センター / Kyoto University Gender Equality Promotion Center

コラム

研究者になることは、人生を豊かに世の中を豊かにすること

理学研究科 助教 朴 昭映

  • 韓国 梨花女子大学卒業
  • 韓国科学技術院[KAIST]修士課程
  • 京都大学大学院理学研究科博士課程
  • 大学院理学研究科研究員
  • 日本学術振興会外国人特別研究員(京都大学)
  • 理学研究科助教
研究テーマ:
DNA触媒を用いた不斉合成法の開発

韓国で修士課程を終えた後、研究員として勤めた企業での研究に満足できず、京都大学の博士課程に進学。
もともと有機合成化学を勉強していましたが、生物学にも興味があったので、両者の境界線で生まれた学問である、DNA触媒に注目しました。
今まで何度も研究をあきらめかけた時期がありましたが、その度にすばらしい先生と出会えて、成長することができました。
修士課程の途中で大学をやめようとしたとき、「あきらめずに続けてほしい。初心を忘れてはいけない」と励ましてくれた指導教員の先生。
日本語がまったく話せず苦労していた博士課程のとき、同情するのではなく、逆に厳しく指導してくださった先生。
おかげで日本語の勉強を続けることができて、話せるようになりました。
現在の研究室でも、新しい研究分野を学ぶときには初心者のように真摯な姿勢で臨む教授の姿に接して、私ももっと頑張らなければと、あらためて思っています。
研究者は情報を取り入れるだけでなく、自分で勉強して、その意味や、それが与える影響を理解することが大事。
研究者になることは、自分の人生を豊かに、そして世の中を豊かにすると思います。